きものQ&A






京都絹の会に寄せられたご質問にお答えいたします。
(地域・風習等により異なりますが参考にしてください)


TPO
Q単衣の着物はいつ頃着るのですか。
A地域やその時の天気にもよりますが、一般的に春は6月、 秋は9月の年2回が単衣の季節となります。
ちなみに帯は夏に近ければ絽の帯。冬に近ければ袷の帯となります。
Q訪問着と附け下げは何処が違うのでしょうか。
A本来、附け下げは訪問着の簡易型として作られましたので訪問着の方が柄が豪華で華やかと言われます。
着て行く場所や立場によって使い分けていただけば良いと思います。
Q紬の着物でお茶席に出席してもいいのでしょうか。
A基本的にはお茶席に紬はタブーとされています。
しかし最近では出席されるお茶会や立場によっては紬でもいいと言われる事もあるそうです。
主催者や先生等に相談されたほうがいいと思います。
お手入れ
Q着物を着た後の手入れの仕方を教えてください。
A衣紋掛けに掛けて、やわらかいブラシ等で軽くホコリを払って1〜2日陰干しして下さい。
その時全体にシミ・汚れが付いていないかよく点検して、もし汚れていたら専門家に取ってもらいましょう。
Q一度着ただけですが、洗濯した方が良いでしょうか。
A汚れがなければ必要ないと思いますが、長い間タンスに入れたままや、次にいつ着るかわからない時は
専門家に見てもらい洗濯した方が良いでしょう。
Q タンスに入れたままの着物の裏地が一度も着ていないのに 黄色くなってしまいました。綺麗になるでしょうか。
A裏地が黄色くなる原因は主にカビがです。
漂白すればある程度白くなりますがもともと生地が薄いのでお勧めできません。
交換したほうがいいと思います。 最近の胴裏は(白い裏地)は黄変しにくくなっております。


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